幸福な王子
おはようございます。今朝は8時に庭の温度計を見ると2℃でした。
奈良は毎年10日前後は真冬の寒さが戻ります。しかし15日を過ぎると暖かい日が
増えてくるのです。週末に向けて気温が上がる予報です。春は近いですね。
私が小学生の時に読んだ物語で心に残っているものは多いですが、その中で
「幸福な王子」というものがあります。
若くして天国に旅立った王子の像、宝石と金で覆われて広場に立っています。
そこに南の国に帰る燕が、仲間たちに遅れてしまい、王子の像の足元で休みます。
こぼれ落ちてくる涙、町の援助を必要としている人たちの姿を見て王子が涙を
流しているのです。
王子の願いに応えて、燕は王子が持っている宝石、そして最後には金を剥がして
届けるのです。援助を必要としている人たちは、幸せになり、喜び、歌を歌うように
なりました。
燕は寒さの中で息絶えます。王子の像は降ろされて溶かされてしまいます。
天使は王子の魂と燕を神さまのところに届けます。燕と王子は天国で幸せになるのです。
王子と燕のしたことは、何の利益もないように思う方もおられるかもしれません。
しかし、私は王子と燕の姿を思い出して、今でも涙が流れるのです。
お読みいただき、ありがとうございます。春を待ち望む気持ちです。
2026年3月9日
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