人間は細かくない方が良い(母の遺言)
寒い地方にお住いの方々に敬意を表します。私が住む奈良県橿原市の午前8時の気温は-1℃です。
今年の冬に初めて氷点下を記録しました。
私が実家で両親と同居していた時の話です。父は技術者で海外に1年に4回は出張していました。
イギリスに出張した時に、手回しのコーヒーミル(豆挽き器)を購入してきました。
私がほぼ毎朝、豆を楽しく挽いていました。つまみを調整すると粗くも細かくもできます。
母は粗く挽く方が良いといつも話していました。粗く挽くと、抽出に少し時間がかかります。
一方で細かく挽くと、抽出は短い時間で済みます。
母が話してくれました。「粗く挽くと抽出に時間はかかるけれど、雑味のない、まろやかな味になる。
細かく挽くと抽出は短い時間で済むけれど、濃くなりすぎて、渋みや酸味がでて味が落ちる。」
私はなるほどと思いました、その次に母が話してくれたことです。
「人間は細かくない方が良い。細かくすると嫌な味が出て、人間の価値が下がる。」
私は納得しました。天国の母が微笑んでいるようです。
お読みくださり、ありがとうございます。寒さが続きます。みなさまには体調にご留意ください。
2026年1月31日
